朝昼夕の光のお話
2022.12.05
師走に入り、ようやく冬らしくなりましたね。
信号待ちのあいだ、かじかむ手を息で温めながら通勤する毎日です。
少し間があいてしまったコラムです。
今日は冬の朝・昼・夕、それぞれの光を再現しながら食事の一部を撮影しました。
撮影データは下記の通りです。
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ISO:125
SS:1/125
F値:3.2
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◯朝:オートミール
朝は、東からのぼったお陽様がゆっくりと辺りを照らしていくイメージを
カポックと天井それぞれにバウンスさせたストロボ2灯で再現しました。
◯昼:トマトスープ
昼は、真上に近いお天道様から燦々と光を浴びているイメージで
トレペ2枚を被せたストロボ1灯を出来るだけ高い位置から当てて再現しました。
◯夕:豆腐と葱のお味噌汁
最後は夕飯。
この時期、17時前には陽が沈んでしまうので自然光ではなくダイニングテーブルの灯りを再現しました。
かみて逆目からソフトボックスでディフューズした1灯と逆目からの生のハイライト計2灯の構成です。
季節ごと、時刻ごとに異なる光の魅力があります。
お料理や食品を撮影する際は特に、
それらが食卓に並ぶ時間帯を想像しながらライトをコントロールします。